全力日和

俳優 窪田正孝さんに前のめり

デスノート ♯02

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死神リュークからデスノートを引き受け「皆が平和に暮らせる世の中」を作るために「キラ」になることを決めた夜神月。ドラマ版の新しいところは「平凡に生きてきた自分とは〝違う人格〟(キラ)になることで世界を変えられる」という動機の部分です。原作の月はその優秀さゆえに「選ばれた人間である僕だからこそ、キラになれる」というアプローチ、強烈な自我の持ち主ですが、ドラマ版の月はむしろ「これまでの自分を捨てて生まれ変わる」といった印象。初回でも「俺には出来なくてもキラならできる」という台詞を言わせていますよね。
 
制作陣もこの辺りは私たちに意識してほしいのかもしれません。覚悟を決めた月ですが、まだまだ平凡くん(笑)天才には程遠く、ちょっとデキるコという程度。ただ、根底に流れるものは私、原作の月に結構近いものを感じています。ノートの効力を囚人を使って試すなんてのは、完全に「クズ」のやる事ですし、世界を変えるんだ!と豪語しても、どこか、捕まりたくないがための詭弁としか思えない…原作の月にも窪田くんが演じる月にも、こうした未熟さや浅はかさを感じます。
 
さらにここでオリジナルのエピソードを挿入してくるんですね。「キラ」じゃない「これまでの自分」にだって出来ることはあるという自己肯定。しかし手段が稚拙…(;゜∀゚)直接手紙を渡そうとするとか、ミサのストーカーに安易に実名と連絡先教えちゃうとか…。まんまと出し抜かれ、結果、ノートがなきゃ何もできない自分を思い知ることになります。心理としては「こんな自分はダメだ。キラになるしか生きる道はない」ってところでしょうか。平凡月が秘めた才能を開花させ、狂気の世界に足を踏み入れるのにあと一押し欲しい!と思っていたところ、この追いつめられエピは効果的だったと思います。
 
さて今週のハイライト!バスジャックのシーン。自分がノートに書いた筋書きを見届ける月の表情はよかったですね〜。ああいうショットが寸隙挟まっているだけで、彼がリュークに見いだされた説得力にも繋がるし、大きく言うと、制作サイドが彼に何を期待しているかがわかるってもんですよ。観てたときの私…さぞかしドヤ顔だったに違いない(笑)
 
それにしても、レイ・ペンバーがまさかの偽名!一本取られました。本当だ、原作を知ってても楽しめるじゃん(笑)先回りしたLもお見事。先週から比べると、具体的に切れ者ぶりも出てきた感じでよかったです。そしてなんと、レイがLから直接指示を受けているという設定のおかげで、あっという間に月に辿り着いてしまいましたよ(爆)大丈夫なのか?話持つのか?今後(笑)
 
てなわけで。エピソード自体は原作に沿っていても、今回のように大胆に変えてくることもありそう。タイトルバックの入り方も凝ってるし、月のナレーションもわざわざ変えてました。あれは月の変貌を表現していくんでしょうか(だとしたら嬉しい)ニアとL(あとついでにお人形のメロ)の関係性(なんなの?腹話術なの!?笑)、相沢松田のツッコミ合戦(違)Lが来週はどの芸人さんをチョイスするのか(オイ)など、窪田くん以外の部分にも楽しみが増えてきました。
 
次週。月の逆襲が始まるようです。いい意味で話の展開がまったく読めなくなった、ドラマ版のデスノート。日曜日が楽しみで待ちきれません!^^