全力日和

俳優 窪田正孝さんに前のめり

デスノート ♯01-②

 

窪田正孝 デスノート

「作品は監督のもの」というのは、夜神月を演じる窪田正孝さんの言葉ですが、今回改めて「ドラマは主役のもの」だって、つくづく思いました。出番の多寡だけじゃなくて、なんのためにあるエピソードや演出なのかを考えたとき、たとえ月以外のキャラが発した台詞であっても、それらは月の物語を前へ進めるために機能してるんですよね。主演ってこういうことなんだ〜と噛み締めております。
 
実は、初めて窪田くんが月を演じるのを聞いたとき、原作同様キレッキレのヒールを演じてくれることを期待していたのですが、今回第一話を観たら、いわゆるブレイクする過程で彼が築いてきた俳優としてのイメージに、すごく近いというか…持ち味みたいなものがピタリと当てはまってるなーと感じました。一生懸命さとか、強さの中にある静かな優しさとか。
 
ドラマに先立ち映画版の月を観ましたが、脚本が主演の藤原竜也さんに寄せて書かれてる印象があったんですよね。主役を演るのってたとえアテ書きじゃなかったとしても、少なからずそういうのがあるのかなって思いました。窪田さん自身も、それがわかっているんでしょう。クランクインのとき「俺のものだァ!」っていってましたもんね(カワイイ笑)いつもは「作品の一部になりたい」という謙虚なご本人ですが、今回はやっぱり多少スタンスも違うかな?^^
 

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改めて言いますが彼の〝怯え〟の表情って絶品。
 
前置きが長くなりましたが、そんな背景を妄想しつつ、もうホントに「窪田劇場」でございました、大きな身体的動きが少ないぶん顔で魅せてます。最初に殺めてしまった同級生の葬儀や、中盤のリュークとの初対面シーン、もーう顔がすごい!ここまで振りきれている彼を久しぶりに観られて嬉しかったです。いまとなっては「若干やりすぎに思えなくもない」などと余裕をかましていられる私ですが、堕ちた当初は「そうコレコレ!こういうお芝居でヤられたんだったわ!」と。「あの窪田が帰ってきたー!」そんな感じでした。^^
 
前の記事で、デスノートを使うシーンが主に3回あると書きましたが、今回そのすべてで心臓麻痺が起こるまでの40秒をカウントしています。ここもカット割りこそあるけれど、時間を使い待っている間の緊迫感を、音楽と彼の演技だけで持たせてるんですよね。滅多に褒めませんよ?褒めませんけど「やっぱすげーわ、窪田正孝!」(笑)
 
そうそう音楽の話もしておこう。劇中の音楽を担当する服部隆之さん。この方の音楽は、もはや劇伴の範疇を超えてますね、はっきり言ってやってることが俳優です!(笑)ひとつの役みたい、それぐらいの存在感。オープニングのノート説明でかかった途端にテンション上がるし(あれ毎回やりそうですよね)、エンドロールとともに流れるメインテーマも、余韻作りに欠かせないものになっています。第一話もホントにカッコよくて、エンドばっかりリピってます(笑)あの劇伴に当たり負けしないお芝居。これはやりがいありますよね。もうそれ考えるだけで胸熱です!(≧∀≦)
 
というわけで、前記事とあわせて、すんごい長いレビューになってしまいました、すいません(笑)こんなんが、あと10週も続くんでしょうか。身が持たな…いえ、嬉しくってたまりません。まだまだ始まったばかりですが、感想綴りも頑張っていこうと思います。^^