全力日和

俳優 窪田正孝さんに前のめり

走れ!Honda Hybrid!


CM Honda ACCORD「走れ!Honda Hybrid!」 - YouTube

 
ご無沙汰してます。私事なんですが、ここ半月、下の子の卒園行事の準備で、目の回るような忙しさでした。窪田マターならいくらでもウェルカムなんですが、だいぶストレス溜まりましたよ(笑)やっと一段落して、いま合格発表を手にした受験生の気分 (^^;;  遊ぶぞーー!!
 
まあ、そんなわけでアルジャーノンの番宣やら雑誌チェックやら、諸々逃しまくってるんですが、HONDAのCMがなんとか確保できまして…(ほ)前のエントリで「HONDAさん(バイクが好きだ、で)地上波の枠買ってくださいよ」って言ったら、その通りになってたという…驚きました。
 
しかも、今回のCMは声のみのお仕事。凄いですね、ナレーターですよ、ナレーター。車の映像しか出てこないし、クレジットも無いから、窪田正孝の名前にも頼れない。ホントに声だけで商品の魅力を伝えなければなりません。
 
ここで言うのは初めてかな?もうほとんど現役ではないのですが、実はわたくし、ナレーターとして活動していた時期がありまして…。それゆえナレーターな窪田さんが、どのような個性を持っているのか、お芝居を観るのとはちょっと違った目線で今回、興味深く見させてもらいました。
 
特に短いほうのCM。
 
「これからは、グッとくるハイブリッドだ。走れ、HONDAハイブリッド。」
 
言葉はこれだけです。これだけですが経験者から言うと、短いフレーズに想いを込めなきゃなのって、すごく難しい。プレッシャーも大きい(笑)もう少し長ければ、読んでる間に自分の中にも流れが出来たり「あ、ここがキーワードだな」と、違うところで少し抜いたり出来るのですが、どの言葉も疎かにできません。
 
では全部力を込めて言わなければならないのかというと、むしろ逆で、どの部分も力強く、かつフラットに、なんだと思います。この「フラットに」はテンションもそうなんだけど、吐き出す音の量とか、一音一音の長さとか話速とか。均一性を保ちながら感情も込める。ボリューム感が非常に大事なわけです。
 
私は常々ナレーションは「添え物」、あくまで映像の引き立て役だと思っていて、
どんなジャンルのナレーションでも、メインの絵と合わせてみたときに出過ぎず引っ込み過ぎないことが肝心だと考えています。今回の窪田さんのお仕事、これが見事にハマっていて感激!技術的なレベルが高く、かつ元々の窪田さんの声の良さがちゃんと活かされてる。素晴らしいと思いました。
 
同世代の俳優でナレーションが上手い人は他にもいて、たとえば佐藤健さんは憂いのある独白系ナレが本当にお上手だし、最近だと松坂桃李さんの静かな低音が実に聴いてて心地いいことを知ったり…。ナレーションの世界にはお芝居とはまた違った魅力があって、私も“聴きくらべ”をするのがとても楽しかったりするのですが、このラインナップに窪田さんが入ってくるとは!正直思ってなかった〜(ゴメン笑)
 
で、改めてCMの出来ですが、郵政グループのほうもそうなんだけど、窪田さんの声(今回は割と素に近い声)なにか未来を感じるんですよね、可能性というか。今回も、そして郵政グループのほうも起用コンセプトとしては同じなんじゃないかなあ。それでいて今の窪田さんの立ち位置からイメージできる部分もあって。本当にどちらも質の高いものに仕上がっていると思います。
 
俳優業も十年選手になって、近頃の窪田さんは本当に「コントロールスキル」が高まってきている気がします。ナレーターとしての彼の未来も洋々、ですネ!