全力日和

俳優 窪田正孝さんに前のめり

Nのために 最終話 ①

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いやはや、何から書けばいいのか。観ながらいろんな感情が押し寄せてきた最終回。

 
ミステリーとしても、謎が解けてスッキリしたし、登場人物ひとりひとりの未来に光が射してくるかのような、このエンディング。…神ですね(あ、言っちゃった)笑
 
とにかく素晴らしいドラマでした! それだけ言いたい。
 
さて、落ち着こう(笑)終盤何が素晴らしいって、いままで積み重ねてきた名場面がいわば支流なら、9話と10話こそ、それらが流れ込む本流。すべてが鮮やかに繋がっていきましたよね。おかげで3日経っても余韻がおさまらない。最終回の後見返したいシーンがいっぱいで困りました(^^;)
 
スカイローズガーデンの顛末。本当にささいな気持ちの行き違いが招いた悲劇。杉下、安藤、西崎。どの人物にも共感できた。これまで何度かあったブラックな策士たる希美(笑)がチラつくのもよかった。安藤に魔が差す瞬間の描写も、原作だとシンプルに疎外されたことに腹をたてたという感じだったけど、ドラマではさらに「俺と成瀬とどっちを選ぶ」という、ちょっと愚かさも感じる要素が加えられてグッときました。「きっと電話をかけてくる」という自信と、成瀬の影がかすめる不安さと。電話が同時に2台鳴っている絵は切なかったあ〜あれは凄い。希美がインターフォンを迷わず手にとったところで、成瀬ファンにも関わらず「あああああああ安藤〜〜〜」と膝からくずおれました。このシーン、バックにすごく優しい音楽がかかってるのも効果的だったと思う。「ああ希美チャンの答えは出たんだ…」そんな気持ちになりました。
 
とはいえ、この時点で希美の大切なNは間違いなく安藤だし、その後もすごく大切な人。光の中を歩いていってほしい存在なんだよね安藤は。それは自分が傍にいてもいなくても。10年経って安藤が初めて連絡してきたとき、なぜ希美が連絡先を削除しようとしていたのか。そう、もう病を得た自分は安藤と人生を歩むことができないからだったんですね。いまだったら痛いほどわかる。あれ?私原作読んで、希美チャンの病気のこと知ってたのに(笑)鈍いですね。
 
成瀬と希美と西崎で共有した罪だったけど、厳密には成瀬は「ほんとうのこと」を知らないうえでの「ぜんぶ偶然だって言えばいい、大丈夫」だったわけで。さざなみの火事も、野口夫妻の事件も、本当のことを教え合わないまま「罪の共有」に繋がっていく。これは「真実はつまびらかにならなければ」という、よくある正しさとはまったく違ったアプローチで、ジワジワくるものがありました。そして、あのとき何も聞かずに自分を守ってくれた希美にお返しするという構図。図式として軽いノリでこの計画に参加した成瀬がここに居る必然が、第二話にあったことも原作を上回るインパクトで、さらに胸アツくなりました。
 
この「肝心なことを口にしない」点は、罪の共有に限らずドラマの随所に行き届いていたように思います。例えば希美の病気についても直接の告知シーンは無かったし、
「もしかして、西崎さんに病気のこと聞いた?」の後の成瀬のセリフもそう。殊更に余命わずかを前面に出してこない。役者に言わせないことでかえって効果的に胸に沁みてくる…この演出には最初から最後までやられっぱなしだったな…。
 
スカイローズガーデンだけでも相当胸いっぱいになり辛いところ(笑)2014年がまたまた素晴らしかった!それにしても本当にこれ、ドラマ一話分(しかも最終回による延長ナシ)の感想を書いてるんでしょうか(笑)言いたいことがありすぎるよ!!
 
長くなったので、記事分けることにします(ふぅ)
2014年の「N」達と窪田くんの役作りについては後日更新。^^
 
 
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