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全力日和

俳優 窪田正孝さんに前のめり

Nのために 第3話

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第3話の感想です(今回はさっくりといきます ^^; 原作の内容にも触れていますので、ネタバレご容赦でお願いします) もう成瀬くんの〝居ないのに「俺が側におる」感〟が凄すぎる!(特にフェリーの切符な!)何なのでしょうかこのドラマ。ノックアウトです!(笑)希美が受け取るつもりだった奨学金を成瀬がもらうとか、シャーペン5回とかは原作通りですが、さざなみ焼失後の話やら切符の話やらはオリジナル。しかし、このオリジナルの部分が素晴らしいですホントに。前の記事で湊さんの原作は「敢えて余白を残して人物を描いてる感じがする」と書きましたが、その余白の部分が見事に埋められていく快感。たまりません。

 

予告で何度も観た「杉下がんばれ」のシーンですが、ドラマの流れの中で観るともう無敵!すごかったです。おふたりの演技が素晴らしいのは言わずもがなですが、とにかく見せ方が巧くて唸りました。出航してから現れる希美。しばらく自転車で追ってくるあたりは、はやる気持ち、話をしないと決めていたのに堪えきれなかった衝動をよく表していたし、敢えて顔のアップにせず、回り込むようなカメラワークで全景を映し出すことで、一瞬繋がったふたりが、また離れていく。そういう心象を描ききっていたと思います。さらにあそこ、高野さんの視線を絡ませることで、より危ういというか、秘めた感じが際立つんですよね。二人の絆、そして高野さんは火事の日の違和感を完全なる疑いへと変えていく・・・またも涙が止まりませんでした。

 

さて窪田さん。前回は「顔、とにかく顔」の第2話だったのですが、3話は動きで魅せてましたね。何気ないんだけど、自転車に乗るのホントに上手だなあ〜って思ったし、フェリーのシーン手すり越しに希美を追いかける走り方とか、すごく絵になってました!(手すりの前でなんかやらせたら日本一だわ、間違いなく 笑)丁寧に描かれてきた成瀬と希美のこれまで、そしてこれからが全部乗っかってるかのような「がんばれ」。エールを送り合うのって、ホント青春の1ページだよね(大泣き)思いが風景の中に溶け込んで、それごとこちらに届いたような気がしました…この余韻のハンパなさ…もう一度言いますが、なんなんでしょうかこのドラマ(笑)

 

希美も上京し、いよいよ殺人事件の序章が幕を開けます。勝手な予想だと、成瀬の出番は少し薄くなる予定でしたがそうでもなさそう。次週も成瀬には辛いシーンがありそうですし、また泣くなこれは(^^;)それから第3話の後半、希美チャンの「本気で(野望の話)聞いてくれる人もおった」ってセリフが嬉しかったな。成瀬の存在、画面に映っていなくてもちゃんと感じられます。^^

 

 
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最後にタイトルバックについて。毎回とても素敵だけど、3話は特に好み。クラスメイトからの祝福の中、希美からは背を向けられてると感じる成瀬くんが、切なかったです。空の青が…痛いね…。