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全力日和

俳優 窪田正孝さんに前のめり

闇金ウシジマくん Part 2 ①

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この映画に出る話って、いつ聞いたんだっけ。まだだいぶ先だなあ〜なんて思ってたのに、あっと言う間に公開初日になってしまいました。
先に映画全体の感想から。シンプルに面白かったです!原作とドラマシリーズはノータッチで、予習は劇場版のPart 1 のみ。ただこの映画一作目は話としてあまりに救いがなくて…(^^;; ま、それがどうも原作の持ち味らしいのですが、正直ハマれませんでした。今回のPart2はグッと間口が広くなった作り。ストーリーもわかりやすくて誰でも楽しめる。インタビューで山田孝之さんが「前作よりエンタメとして完成してる」という趣旨のこと言ってましたが、その通りだと私も思いました。
キャストが多過ぎる群像劇ってとかく「このキャラ別に居なくても…」みたいな人が結果として出ちゃったりしませんか?実を言うと、私窪田くんも今回割とそういう感じかな、と正直ナメてました(サーセン!)居なくても…は言い過ぎだけど、なんとなく〝添え物〟というか、見せ場はあっても物語の一部にはちょと足りない、そのへんを想像してたんです。(ちなみにキャスト全員、要らん人は一人もいませんでした!)
ところがどっこい。役として凄く大きい!エンドロールも前半のトリみたいな、結構「おお!」というポジションをさらっていました。監督さんの期待も大きかったんじゃないでしょうか。
テレビシリーズを観ていない私が言うと的外れかもしれませんが、一作目の映画と比べてで言うと、ウシジマくんに出てくる債務者って、基本「愚者」なんですよ。今回も中尾さんや菅田さんが演じたキャラは、これまでのウシジマくんの債務者パターンを踏襲した設定で、結末もかなりエグいことになってしまいます。(話は逸れますが菅田さんの体を張ったお芝居、どれも凄かった!)
ところが窪田さん演じた麗はちょっと立ち位置が違います。ウシジマ社長に10万円借りにくるけど(言及無かったけど、あれは葬式代だよね)借金では堕ちていかない。いやむしろ、カウカウに来たきっかけで、戦いのギアが入っちゃう。〝目的のためには手段を選ばない非情なオトコ〟ちょっとウシジマ社長の姿と重なるとまで思ってしまう。
同じくインタビューで山田孝之さんは「丑嶋は主役だけど、内面の動きはむしろ無用で、そういう意味では脇役(債務者)が主役」って言ってましたが、劇中、社長が最小限の動きでその生き方を体現していく一方、麗は同じ生き方を、別のスタイルで動きを伴って表現しているような、そんなふうにも思えた…むしろ「生き生きしてる」って感じたんですよね。すごく気持ち持ってかれた!
え〜記事が長くなるんでこの辺で一旦やめときます(笑)とにかくちょっとヤられました。いろんなことにヤられていますが、まずは①ズタボロを予想していたが、衣装のマッチングも併せて完璧なビジュアル②破滅へ向かう道のりではあるものの、覚悟を持ったオトコとして描かれる麗の生き様。それを見守る高揚感
そして③として、ちょっと蛇足にも思える麗の「その後」。賛否はあると思うけど、間口の広いエンタメの締めくくりとして必要な「希望の欠片」として、麗、彩香の姿をラストに持ってくる。観てる人が最後にちょっとだけ寄り添いたい存在として麗と彩香を描いてくれたのが意外だったし、とても嬉しかった!主にこの3つをマクロな感想として述べておこうと思います。
久々に鼻息荒いよ!初日に続いて、今夜もう一度観てきます!