全力日和

俳優 窪田正孝さんに前のめり

子育ての帰着点

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たて続けに『下流の宴』の話ですんません ^^; ちょうどCSで再放送もしてるので、最近よく観ています。それにしてもチャンネル銀河。怒濤の再放送率!

第3話。珠緒の弟、亮太の出来心から翔が警察沙汰になり、沖縄から母親も上京して親子で謝罪するシーン。

翔の目の前で珠緒にも、その家族にも、由美子からかなり容赦無い言葉が浴びせられるのですが、初見時に私はちょっとした違和感を持って観ていました。

翔ちゃんが黙ーって推移を見守っているのです。一回だけ、明らかにイライラした感じで口出しをし亮太を庇いますが、それ以外は沈黙しています。観ていても非常にストレスの溜まる場面でした。

本来なら翔ちゃん、好きな娘がここまで言われてるのに、キレてもおかしくないですよね。ただ、ある意味これこそ子育てのリアル。前のエントリでも書きましたが、家族の事は嫌いになりきれない翔のキャラクターが、非常によく現れているなあ、と思いました。

本人の志向と、親の期待の掛け方には明らかにズレがある。ただ、その期待は愛情であることを翔ちゃん自身、やっぱり分かっていて、だから否定できないのでしょう。珠緒にはなんとも堪える事実だけど。

由美子さんの子育ては、20年子供に圧力をかけるものだったけれど、私自身はこの人の子育て、全否定すべきではないと思う。少なくとも手をかけ、目をかけ、お金をかけてやってきたわけですよね。

それはちゃんと息子に伝わってると思うし(個人の感想として言わせてもらえば、男の子のほうがより顕著)翔ちゃんの沈黙が、それを物語っているような気もするんです…良く言えば、このドラマのちょっとした「救い」の部分なのかな、とも思います。

ま、でも実際身近に居るとジレンマなんだよな。何度も言いますがウチにもそういう人が、居るもんですから(笑)