全力日和

俳優 窪田正孝さんに前のめり

夏の課題図書

Image.jpg 一度「翔ちゃん」について語ってみたいと思っ

 てました。内面が複雑なキャラクターを沢山演

 じている窪田さんですが、とりわけこの「福原

 翔」については、一言では言い表せない魅力に

 溢れており、また「下流の宴」という作品その

 ものも、人によって様々な受け止め方があるの

 が面白くて、いつかちゃんとまとめてみたいな

 あ、と思っていたからです。

なので今後、何回かこの作品については記事を書いてみるつもりです。なんと今回、私にしては珍しく(笑)原作を取り寄せて読んでしまった〜。せっかくなので、ここではその話をしようと思います。

原作を読んでから映像を観るとガッカリする、という話をたまに聞きます。情報の絶対量として、映像作品にすると詰め込みきれないんでしょうね。その逆は、というと、あまりききません。

ところが、本を読み終わって最初に感じたのは、原作はビックリするくらい「ライト」。より滑稽というか、揶揄するようなテイストが一貫するイメージ。ドラマのほうがもっと多面的に作っているように思えました。もちろん設定やセリフは原作の中にあるものだし、箇所によってはドラマよりも細かい話になってはいるんですけどね。

トータルな印象でいえばこの本、「原作」というより「原案」に近いのかな。あくまで個人の感想ですが w 翔の姉、可奈の結婚式のシーンも、ラストの教会のシーンも、ドラマのオリジナルでした。うまいこと繋がっていることに感心。

だもんで、これまた個人の感想ですが、窪田君の演じる翔ちゃんのほうが、原作の何万倍も魅力的です(笑)小説ではビジュアルの描写こそ「品があってそのへんのアイドル並みにルックスがいい」ということになっていますが、中身にはそれほど言及されていないのです。

それ考えたら翔ちゃんってお母さんと具体的に何かやり合うシーンって、ドラマの中でもそんなに無かったけど、ものすごい葛藤とか屈折が伝わってきてたよな〜。ま、それはまたいつか。

最後に。さすがは林先生と言うべきか、原作では姉の可奈についての描写が多めです。可奈ちゃんは翔ちゃん曰く「つくづく嫌な」オンナで、そこはドラマと一緒。だけど可奈ちゃん…確かに品はないのですが、あのガツガツした感じ、そしてガツガツの方向性、私は決して嫌いじゃないんだよなあ〜。いや、むしろ好き(笑)多分私が生まれ育った時代の空気とも絡んでくるんでしょうね〜。このドラマ、観る人の年齢によっても感想が分かれそうです。