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全力日和

俳優 窪田正孝さんに前のめり

役を積み上げる

私のドラマ視聴歴はかなりうっすいです。好きな人が出ていても観なかったりとか…かなりのものぐさ太郎ですから(笑)で、その数が少ない中でも特に、今回窪田くんが出演している月9、サマーヌードは、敢えてチョイスをしないタイプの作品です。まあ、窪田君観たさです、はっきりというとね。

では、恋愛沙汰に興味がないのかと言われれば、またそれは違うのかなという気がします。一応恋愛アンテナはあります。今だったら「あまちゃん」の種市先輩は誰と付き合うのだろうか、なんてことが楽しみだったり(観ていない人ごめんなさい)先日、フォロワーさんからの評判の高さに思わず観てしまった、「容疑者Xの献身」などは、謎解きは勿論のこと、とても上質なラブストーリーで、心揺さぶられました。

ラブストーリーとして何故感動できるのか。白ける場合との違いは何かを考えてみました。ま、端的に言うと共感できるか否かなんですが、具体的には「役の人物がきちんと積み上げてきているか」これに尽きます。

先にあげた「容疑者〜」の場合、事件の真相を知る天才数学者を演じる、堤真一さんが秀逸です。彼の役、石神は、愛する女性のために人生を賭けた犯罪の計画を練り上げ、実行します。決して叶う事のない恋と自身も分かっていて、ストーカーだと思われてわざと嫌われる策まで講じて、彼女を守ろうとするのです。

そこに至るまでに、石神の半生がきちんと描かれています。多少説明っぽいところもありますが、湯川先生が唯一天才と認める頭脳を持ちながら、冴えない生活を送るさまがセットの作りなども込みで実にリアルで、彼がどんなに日常に絶望しているかが「絶望しています」と言わなくても伝わるのです。そして、そういう男が本当に「人生を賭けて」愛を捧げているから泣けるんだと思います。で、何かにつけて理屈っぽい私は、やはり「そういう男」の「そういう」の部分に拘るんだな、と月9を観ていて思ったわけです。

ちょっと怖くて確認していませんが、いまのところセリフの大半が「過去こういうことがありました」という説明に費やされているような気がするのです。これでは想像の幅がなく、私としてはやはり入り込めないなあ…となるわけです。

ま、それでも若い頃のワタクシは「何年も片想いしちゃう」タイプの子だったので、ところどころキモチが分かるところもありますよ。^^; だけどそれって、中学高校ン時の話だけど。。。

どうも鑑賞に齟齬が生じるサマーヌードですが、まだ2回。このあとどう展開するか、光の動向には注目しています。^^